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ハローズの亜種

Halows02Halows01コカ・コーラのフォントのサイズ違いに端を発した一連のフォントサイズ事件は、一旦は終息を見たかに思えたが、休む間もなく関連事件が発生した。

事件の概要はこうだ。

写真左側のキャップは今回関西支部所属の特命捜査官からもたらされた証拠品であるが、前回発見された証拠品(右側のキャップ)に比べて右側上部赤色ベタの部分が内側に向かって1ミリほど小さくなっている。これは亜種として判断して良いものと推量されるが、今回の事件で特徴的なのは、証拠品の高さ(厚み)が1.5ミリ程違うことである。

右側の証拠品は広域キャップメーカー「アルコア社」の背の低い一員であることは、キャップの裏側に「ALCOA」と刻印されていることからも明らかであるが、左側の背の高い組織員については外観上はどこの広域キャップメーカーに所属しているものか判断できないので、鑑識の結果を待ちたい。
よって、この広域キャップメーカー「アルコア社」には高さ(厚み)の違うふたつの組織が存在するものとみて、組織の解明が急がれるところである。

なお、どちらが本来のでどちらが亜種であるかということは、どちらが先に潜伏を開始したかによって推測できるが、推測の域を出ない。
本件の解決にあたっては、各位の協力を望むところではあるが、事件の特殊性を鑑みこれを以って終息としたい。

注)1
亜種とは、大辞林 第二版 (三省堂)によれば、

『生物分類上の一階級。種の下の階級。種として独立させるほど大きくはないが、変種とするには相違点の多い一群の生物に用いる。例えば、北海道のキタキツネはキツネの亜種である。ただし、種と亜種とを分ける明確な基準はない。』とのことであるが、いろいろなシチュエーションにおいて用いられているようだ。

注)2
このキャップは、(株)ハローズ(広島県福山市)が販売する「サイダー」(左側)と「お茶」(右側)のもので、一部地域でしか販売されていません。

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Comments

KUMAさま こんばんは

2009月4月1日付けご依頼頂きました 「ハローズセレクシン」 ロゴキャップについて、鑑定結果をご報告申し上げます。

「左側の背の高いャップ」 は、「ハローズセレクシン サイダー500ml」 に使用されているキャップであり、炭酸充填用のライナー材をモールドした2ピースキャップである。以下の外観上の所見から、日本クラウンコルク (NCC) 社製 「Fin-Lok」 と思料するものである。

(1) 破断面のブリッジ数が 「22個所」 であること、
(2) ライナー材の色が 「青色」 であること、
(3) キャップ本体 (シェル) のロット番号の付与方法が上に「38」下に「22」と分かれていること、
(4) キャップ側面スカート部下部に音叉型のインジケータマークがあること、等々

因みに、国内では、ライナー材を用いた炭酸充填用キャップは、NCC社製とアルコア(ACS)社の2種類がある。一見しただけでは見分けが付かない。でも、これさえ覚えておけば、誰でも見分けられる明らかな違いが存在する。最も分かりやすい外観上の特徴はブリッジ数であろう。

(1) NCC社「Fin-Lok」の22個所に対して、ACS社「Wing-Lok」は24個所である。

残りの炭酸充填用キャップの違いは以下の通り。

(2) ライナー材の色が主に、NCC社「青色」とACS社「灰色」、
(3) シェル材のロット番号の付与方法が、ACS社では「CCB nnn」のように3桁+3桁である、
(4) ACS社にはキャップ側面スカート部にインジケータマークが存在しない、等々

これで、明日から「誰でもキャップ博士」である。

OJ拝^^

Posted by: OJ | 2009.04.04 at 01:25

OJさん、こんばんは。

「誰でもキャップ博士」講座、ありがとうございます。
私のブログは、たぶん中学生や高校生も見てくれていると思うので、こういった講座はコテコテのコレクター達ばかりでなく、いろんな人達の参考になると思います。

OJさんのブログもいろんな層の方々がご覧になっておられると思うので、是非もっともっとキャップ講座を増やして欲しいと思います。
出来れば、キャップ用語辞典も...。

Posted by: KUMA | 2009.04.04 at 22:55

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