カゴメ六条麦茶の扇バージョン
カゴメ(株)の「六条麦茶 扇バージョン」のキャップです。
kinako館長から頂きました。
このキャップは、私がキャップの蒐集を始めた当初より、8年間ず~っと探し求めていた幻のキャップです。
当時は、持っている方がひとりしかいらっしゃらなくて、コレクターの皆様方は私も含めて羨望の眼差しで眺めていたものです。
取材などでどのキャップがレアかと聞かれるたびに必ず真っ先に挙げていたのがこのキャップ。
先般の東京オフ会で、kinako館長の所有コレクションのリストをまる子さんから拝見した時に、私が探し求めていたキャップを発見しました。そのことをまる子さんがkinako館長にお伝え下さって私の手元に届いた次第です。
このキャップはたぶんその当時蒐集をしておられたコレクター様しかご存じないと思われる大変貴重でかつ大変格調の高いキャップです。恐らく、六条麦茶シリーズの最初に製作されたキャップではないかと思っています。カゴメ記念館に展示されてもおかしくない逸品中の逸品であります。
このようなキャップに巡り合えることは生涯ないと思っていましたが、今こうして手元にあることを大変嬉しく思うとともに、このキャップをお譲り下さいましたkinako館長並びにまる子さんのお気遣いに、ただただ感謝するばかりです。
これで、また空白の3年間のスキマを大きく埋めることが出来ました。ありがとうございました!
なお、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、
団扇(うちわ)と扇子(せんす)は、古今の文献でも扇(おうぎ)という言葉で混同されており、一般的な通念でもあり間違いとはいえない。普通は意匠的な違いで区別でき、『おうぎ(扇)』を折りたためるものを「扇子」、折りたためないものを「団扇」という。中世のように、団扇(うちわ)は僧侶、文人、隠遁者に、「扇子(せんす)は公家・貴族を中心につかわれた時代もある。役人と武家は両方を用いていた。
とあります。
本来であれば、団扇(うちわ)バージョンと呼称するのが正しいかもしれませんが、ずっと扇(おうぎ)バージョンと呼んで来た思い入れがあるので、ここではそう呼称することをお許し下さい。
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