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ヴェスラウアーの珍キャップ

Austriaobne11外国のペットボトルキャップ22個更新しました。

このキャップは、オーストリア国内NO.1のシェアを誇る「VÖSLAUER ヴェスラウアー ohne」のキャップですが、ちょっと変わった形状をしています。

写真左上に15ミリほどのナールのない部分が見えますが、そのAustriaobne91部分を下から上に向かってこじ開けるとリング(写真ではうっすらと白く見える部分)が外れます。このリングは写真右下の6ミリほどのフラットに見える部分がキャップにくっ付いているのでキャップから抜け落ちることはありません。

リングの内径は26ミリ、外形は31ミリですが、このリングの用途がさっぱりわかりません。
独特のナール形状と言い、このリングと言い製造コストがすごくかかっていると思いますが、どういうコンセプトでどういう方法で製造しているのか、さらにそのキャップの製造コストはいか程かとても気になります。
こんなキャップ初めて見ました。世界にはいろんなキャップがあるものです。

さて、“ohne”はドイツ語で“なし”の意味ですが、何が無いかというと「炭酸ガス」が入っていないということです。
ちなみに、炭酸ガス入りは“mit Gas”、炭酸ガス抜きは“ohne Gas”と言うようです。

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Comments

KUMAさま こんにちは

大変面白い記事で、興味深く拝読させていただきました。世界には、色んなナール形状のペットボトルキャップがあるものだと感嘆致しました。

ヴェスラウアー (Voslauer) 社のキャップは通常でも、Queens Crawn型もしくはシャンパンのコルク栓みたいに、キャップ上方がキャスケット帽のように膨らんだユニークな形をしています。因みに、これ自体は 「easy turn top」 と呼ばれています。キャップ上部が膨らんでいることで回転半径が増し、深いギザギザがキャップを確実に捉えることで、開栓性の向上がはかられています。驚くべきアイデアのキャップです。

ところで、今回の珍キャップは更にお帽子の一部がリング状に着脱可能であるということで、誠に奇妙奇天烈、摩訶不思議なキャップでゴンス。

あまりに気になったので、勝手に調べてみました。本当は、謎は謎のままにしておけば良いのでしょうが、何分、白黒付けずには居られない性分なもので、あいすみません。

製造・販売元であるVoslauer Mineralwasser AG社のホームページに、その答えがありました。

▼ 2009年4月付プレスリリース 「Voslauer ab sofort mit dem neuen Pocket-Ring-Verschluss (http://www.voeslauer.com/data/1/pdfs/presse/PA_Voeslauer_Pocket-Ring.pdf)」

ただし、これには写真が添えられていないため、実際には以下の商業紙のサイトにて確認しました。

▼ 2009年4月2日付 『Die Handelszeitung』 紙の収載記事 「Voslauer mit dem neuen Pocket-Ring-Verschluss (http://www.handelszeitung.at/ireds-52590.html)」

これらの記事によると、このキャップは、「Voslauer Poket-Ring-Closure」 (すなわち、「Voslauer社ポケットリング栓」) と呼ばれるもので、2009年3月中旬より、500mL入りPETボトルのミネラルウォーターにおいて商品展開されたもののようです。目的は 「持ち運びが便利なように工夫したアクセサリー」 という位置づけです。同社では、ショッピング、散歩、通勤などの様々な生活シーンにおいて、ミネラルウォーターをおしゃれに楽しんで欲しいと考えているみたいです。確かに、同社のミネラルウォーターは、スタイリッシュで、カッコイイと思います。また、ボトル自体がリサイクル可能で、環境に対しても、非常にスマートです。日本の飲用メーカーにとって見習うべきポイントが満載です。

一般的に、この手の便利グッズとして、ストラップ付きの輪ゴムや留め具などが販売されているのを良く目にします。エビアンホルダーなんていうのも一時流行った気がします。でも今回のものは、キャップと一体というところが、優れている点なのでしょうね。

でも、KUMAさんが心配されているように、一体幾ら位のコストが掛かっているのか非常に気になるところです。

製造方法に関してはあくまで推測ですが、リング部分は後付けではなく、恐らく、ヒンジ (蝶番) 部分を線対象として、開いた状態で一体成形されているものと思われます。成形後、折り返して、パチンと留められるのではないでしょうか。思ったよりは工程は多くありません。従って、案外コストも抑えられているのかも知れません。

OJ拝^^

Posted by: OJ | 2011.01.04 at 11:32

OJさん

こんにちは。
いつも丹念な調査と詳細な考察をありがとうございます!

確かに、リング部分は後付けではなく、ヒンジとなっています。スマートではあると思いますが、500mlの重さを支え続けられるかどうか心配です。
歩いているときに、リングが千切れてボトッと落ちたりしたらショックですね。(^^;)

なにはともあれ、これですっきりしました。^^

Posted by: KUMA | 2011.01.04 at 12:22

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