水屋のおいさん物語 -王冠の原板編-
おいさんからの頂き物 <その2> です。
このプレートは王冠のシェル材で縦17.5cm×横19.4cm、材質は少し錆びているのでTFS(Tin Free Steel)と思われますが、板厚は手元にノギスがないので測定できません(笑)。
このシェル材は、縦方向(17.5cm)の幅のコイル材を右端で切断したものと推測されます。プレスの加工方法から考えても1枚の定尺材から切断したとは考えにくいでしょう。
このシェル材はOKW:大阪王冠社製です。ちなみに、SCC:ナショナルクラウン社製、NCC:日本クラウンコルク社製です(おいさんに教えてもらいました)。大阪王冠さんは昨年、隣家の火災による延焼で工場すべてが焼失し、製造を中止されてしまったそうです・・・。
ところで、王冠の直径は通常27mmですが、この原板の打ち抜く外形寸法は39mmになっています。一般的に王冠の高さは2種類あるそうですから、まだ外形寸法が違うものがあるのでしょうね。
いずれにしても、このようなシェル材の原板が入手できることは極めて稀有なことと思われます。これも推測に過ぎませんが(笑)。
| 固定リンク | 0
「22 王冠関連」カテゴリの記事
- 麒麟麦酒『グリーンズフリー』の王冠について(2023.03.08)
- 王冠コレクションのディスプレイ(2021.01.06)
- 王冠のきれいな抜き方(2015.07.05)
- 王冠研究所のyouth-kさん(2013.04.10)
- ローカルソフトドリンクだす。^^(2011.06.18)
コメント