『Coca-Cola』のキャップからコーポレートロゴが消えた日。
この日が来ることがわかっていても、本当に「Coca-Cola」の文字がキャップから消えてしまったのは実に悲しいことです。
東北大震災発生から約3ヶ月。コカ社はここまでよく頑張って来ましたが、遂にこの時が来ました。コカ社の象徴である赤色キャップのコーポレートロゴから白色キャップ「←あける」灰色矢印汎用キャップに。白が良いですか?
コカ社のコーポレートロゴを捨てた白キャップはキャップ史の苦汁の汚点となるか、はたまた私利私欲を捨て震災後の一時的な飲料供給に足並みを揃えた英断として賞賛されるのか。そんなに遠くない日に歴史が明らかにしてくれることでしょう。
| 固定リンク | 0
「11 ペットボトルキャップ関連」カテゴリの記事
- 富永食品『神戸居留地 コーヒー無糖』の粗ギザフックタイプキャップ(2024.09.01)
- 南日本酪農協同『屋久島縄文水』の屋久島世界自然遺産登録30周年記念キャップ(2023.12.20)
- OKFの輸入広口オレンジシェルキャップ(2023.09.20)
- アサヒ『アサヒ 颯(そう)』のニューキャップ(2023.04.03)
- PEBORA社のサンプルボトルキャップ(2022.10.31)
コメント
KUMAさま こんにちは
いよいよこの日が来てしまいましたね。
3ヵ月間もよく持ち堪えた言うべきか、用意周到であったと言うべきか、その評価は難しいですが、やはり全てが 「白無地」 に代わっていくのは残念です。
『Coca-Cola』 にプラスチック製の赤色シェルキャップが登場したのは、2007年1月のことでした。導入から、わずか4年しか経っていないのに、誰もが、『Coca-Cola』 のキャップは 「赤色」 だと信じています。これ程までに、人々を魅了し、生活に馴染み、身体化 (embodied) されたキャップを私はいまだに知りません。このことこそが、『Coca-Cola』 の持つ魅力であり、いまだに世界No.1ドリンクであり続けるパワーの源泉なのだと思います。
でも、さすが 「腐っても鯛」、危機の時でもコカ・コーラ社、特別な図柄を印刷していない 「白地灰色矢印」 キャップにキャンペーンシールを貼るあたり、他社の追従を許さない王者の風格を感じます。まさか、こんな時のために、これまでキャンペーンシール貼りまくって来た訳ではないのでしょうが、他の飲料メーカーには到底まねすることの出来ない芸当だと思います。いっそのこと「シールキャップ」としてカウントしてみてはいかがでしょうか。
そして、『Coca-Cola』 の 「統一共通化キャップ」 採用で判明したことは、やはり21mm軌道の 「灰色矢印」 キャップは、無果汁炭酸飲料用 「統一キャップ」 であったという事実です。これまでも、アサヒ飲料、サッポロ飲料と 「灰色矢印」 は幾つか出現していたものの、今ひとつ確証が得られませんでした。今回、業界トップの日本コカ・コーラ社が採用したことで、そのことが確信に変わりました。
今後は、歴史の審判が下されるのを待ちたいと思います。それまでは、お互い死ねませんね。基本的に、わたくし最低あと100年は生きたいと考えております。
OJ拝^^
投稿: OJ | 2011.06.11 18:37
OJさん、こんばんは。
これはコカ社だからこそ、言えることですね。
コカ社よ、お前もか!
返す返す残念です。
でも、シールキャップ!!
しばらくは、これが主流になるかもです。
貴重な新たなる歴史の1ページの記念すべき一品として蒐集しておかねばなりませんね。^^
投稿: KUMA | 2011.06.11 21:17