仙台コカ・コーラボトリング『コカ・コーラ』の激レアキャップ
仙台コカ・コーラボトリング(株)Z『コカ・コーラ』のペットボトルキャップです。
Wさんから頂きました。いつもありがとうございます。
Wさんは、私が出演した東京FM『Please テルミー!マニアックさん。いらっしゃ~い!』の放送を聞いてくださって、その中で私がMCの吉田照美さんに「その他にお探しのキャップは何かありますか?」と尋ねられて、「1990年代後半のコカ・コーラの製造所名とその住所が記載されたキャップを探しています。」と答えたのを聞き逃さず、ご自身のストックを探して下さったところ出てきたということでした。
Wさんは、ペットボトルキャップ歴はそんなに長くない方ですが、よくもこんなに古い激レアキャップが残っていたものです。Wさんはペットボトルキャップ以外にもお集めのものがおありで、やはりコレクター気質の方というのは、なんだか常にいろんなものを集めているんだなと改めて感心しております。
それにしてもダメ元で言ってみるものですね。こんな幸運に恵まれることもあります。
実は、吉田照美さんのこの質問は台本には無かったものです。台本にあったのは、『探しているキャップは、富士急ハイランドQ水の「旨ッ」と「涼ッ」です。』というものでしたが、結局見つかっておりません。
今までメディアで3回挑戦しましたが、全部ダメでした。たぶん、もう見つからないと思いますが、こうしてブログに書くとどなたかが見て下さるかもしれないので、ダメ元で書いてみました。
このキャップの製造所固有記号は「Z」です。「Z」は蔵王工場で、1996年に仙台工場が閉鎖したのち稼働しているので、1996年以降に製造されたものであることは間違いありませんが、果たしてこの製造所名と住所がいつまで印刷されていたのかが定かではありません。
熱狂的なコーラファンの方ならご存じかと思いますが、だいたい2000年位までといったところではないのでしょうか。
当時は、仙台、中京、富士、北陸、北海道、近畿、北九州、みちのく、三笠、三国、南九州、東京、利根、山陽、四国、長野などのボトラーの他に日本コカ・コーラのものがあり、さらに各ボトラーの各製造所があって、それがコカ・コーラだけでなく、ファンタやスプライトなどまであったとなると、一体何種類のキャップがあったのかと思うと驚異すら感じます。
2000年以前は、ネットをやっている人は多くはなく、もちろん交換するネットワークなどというものも存在していなかったと思うので、せいぜい自分が住んでいる地域のキャップを自分用に1個だけ集めて満足している方も多かったのではないでしょうか。
今のようにネットが発達し、SNSを通じて交換のネットワークが広がっていた時代ならば、どれだけの種類のキャップを手に入れることができたことでしょうか。
でもそんな時代だったからこそ、こうしたレア物が存在し、そのレア物にみんなが憧れを抱くようになるのではないでしょうか。あまり簡単にゲットできてしまうのも、キャップの価値という観点からは考えものですが、それよりもたくさんの人がいろんなバリエーションのキャップ達を楽しむことができることの方が良いのでしょうね。
こんなことを書いていると一晩中ずっと書いていそうなので、このあたりで止めておくことにします。また激レアなキャップ達に出逢えますように。^^
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